6. 切ない一羽と一人

イベント種類
ミニイベント デート*1
参加者
0300054:風野緋璃
招待ACE
ハードボイルドペンギン
ゲーム日時
2007/12/05 10:00〜11:00

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芝村:ペンギンは普段着(普段トレンチコート)で煙草を吸ってる。
いつもとなんら変わりないが、学校は焼け野原になっていた。
緋璃:こっちはちょっとよそいきです(うちのキャラにしては
わー、そこまででしたか
緋璃:「……昨日は随分酷いことになっていたみたいですね。大丈夫でしたか?」*2
ペンギン:「中々派手にやられたな。ま、コストパフォーマンスはいい攻めだな」
ペンギン:「見ればわかるだろう」
緋璃:「コートの下に怪我隠したりとか、得意そうじゃないですか」
緋璃:「あ、でもだとしたら聞いても大丈夫って答えそうなのでこの質問に意味はないか」
ペンギン:「大丈夫だ。俺と当たるのはコストパフォーマンスが悪い」
ペンギン:「奴らの基準からすればな」
緋璃:「戦闘能力のない学生を襲うのはコストパフォーマンスがいい、と。嫌な話ですね」
ペンギン:「人気のあるACE狙いだな。嫌がらせだ」
緋璃:「えー、ペンギンさんだって結構こっちにいらしてるじゃないですか」
(人気のあるACEに対して)
ペンギン:「……」
ペンギン:「もう一度コストパフォーマンスの話をしたほうがいいか?」
緋璃:「……ごめんなさい」
ペンギン:「見ろ」
芝村:ペンギンは下手に話題をかえた。
芝村:銀色の文字だ。壁にかいてある。
緋璃:「あれ、何かありました?」*3
読んでみます
芝村:円満な取引を望む。次は手加減なし
芝村:文字は読む端から消えていった。
緋璃:字ってえーと、右肩上がりだか下がりだかしています?(うろ覚え *4
芝村:微妙に右肩あがりだ。
緋璃:「HI、ですか?」
ペンギン:「ミチコだな」
緋璃:「八神少年の件ですね、おそらく」*5
ペンギン:「相変わらずだな。あのお嬢さんも」
ペンギンは苦笑している。
緋璃:(お嬢さん……そうか、ペンギン主観ではそうなのかと今更ながら驚いている)
ペンギン:「結婚もしたんだから、俺なんぞ相手にせんでもよかろうに」
緋璃:「ペンギンさん、もてるんですね(くす」
ペンギン:「もてる?」
ペンギン:「そんなものは人類同士でやってくれ。鳥類を巻き込むな」
緋璃:「私はゴージャスタイムズ*6の人間ではないですけど、別に誰かを好きになったり大切に思ったりするのに種族は関係ないと思いますよ」
ペンギン:「昨日見た八神は本物だろう」
緋璃:「でもからかったのはごめんなさい」
ペンギン:「……」
ペンギン:「からかったつもりなのか、あれで」
芝村:ペンギンは煙草をすって頭をかいた。
緋璃:(ぷぅと少し頬を膨らませてみる)
ペンギン:「俺にも分からないことはある」
緋璃:「そりゃそうです。何でも分かったら生きていて面白くない」
ペンギン:「ゴージャスタイムズか。そこまで生きれれば面白かったろうな」
緋璃:「あれ、ペンギンさんはゴージャスタイムズにはいなかったんですか?」*7
ペンギン:「俺はその前に死ぬ」
緋璃:(ちょっとショックを受けた顔で)「……すみません」
ペンギン:「永遠なんて面白くないというところか。決められていた話だが、そう不満はない」
ペンギン:「もう十分生きた。そろそろ休んでも文句はないだろう」
緋璃:「……私の前でそういうこと、言わないでください」
緋璃:「貴方の都合なんて関係なしに、捕まえたくなっちゃうから」
tagami:<そこにいるのはゴールド?>
緋璃:(……?! なんだろう、これ)
ペンギン:「あっちもこっちも・・・」
ペンギン:「今日の俺は女難の日か」
緋璃:「うぅー、人を災難にしないで下さいよっ」
tagami:<私を女というのは貴方くらいよ>
ペンギン:「女とは言い合わない。ハードボイルドじゃない。どうした? 姿を見せろ」
芝村:tagamiが貴方の後ろから姿を見せた。
tagami:<また、そんな姿で・・・>*8
ペンギン:「人類の争いはうんざりだ。調査は?」
緋璃:「はじめまして、風野緋璃といいます」
tagami:<こんにちは、お嬢さん。切ない生き方をしているのね>
緋璃:「でも、私はこんな生き方を気に入っちゃっていますから。仕方ないです」
緋璃:(肩をすくめてちょっとだけ淋しそうに笑ってみます
tagami:<だ、そうよ? ゴールド>
ペンギン:「悪い話か?」
tagami:<貴方の推理からあまりはずれてないわ。警告みたい>
芝村:ペンギンは煙草を吸った。
緋璃:「昨日の襲撃の件ですか?」
ペンギン:「全面闘争に入ればそれなりに痛い目を見る、か……」*9
tagami:<ええ。あとはゴールドにききなさい>
tagami:<それとペンギンは処女童貞のキスに弱いわ>*10
芝村:tagamiは消えた。
緋璃:(うっと硬直して赤面します)
ペンギン:「・・・・・」
緋璃:「…………え、えっと。なんだかすごい方ですね」
ペンギン:「凄いというよりも」
ペンギン:「昔はあんな娘じゃなかった」
緋璃:(その言い方はないんじゃないかなぁと思いつつ、うまく言葉に出来ず*11に話をそらして
「ゴールドとも言うんですね、ペンギンさん」
ペンギン:「ペンギンは種族名だな」
緋璃:「ペンギンっていうと名前じゃないみたいで、かといってなんて呼んだらいいのか分からなくて、実はちょっとだけ困っていました」
ペンギン:「ゴールドは昔の名前だ*12
緋璃:どんな顔でしょうか?
(表情って分かるのかなぁ(悩
芝村:ペンギンの表情はわからないねえ。
嘴が長いくらいだよ
緋璃:それは表情っていいませんっ(苦笑
緋璃:「今は、ハードポイルドペンギンという呼称のみ、ですか?」
ペンギン:「今はウイスキー・ブランデー氏という名前だ」
緋璃:「……(がっくり) なんですか、その偽名感ばりばりの名前は」
ペンギン:「本当の名前を隠すのは、俺だけじゃない」
ペンギン:「この界隈では普通だ」
緋璃:「真名を知られると魔法にかかりやすくなる、ということですかね。
そうでなくても、ハードボイルドな探偵は偽名も少なくないか」
ペンギン:「お前もそうじゃないのか?」*13
ペンギン:「本当の名前で渡れる奴は数が少ない。この世界ではなおさらだ」
緋璃:「そうですね。それでも自分だと分かる印は入れてます*14
芝村:ペンギンは煙草を吸った。
緋璃:(うー、っと言葉に詰まってちょっとぐるぐる)

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評価変動
+0 +0

累計評価値:

 ハードボイルドペンギン +4 +3

 滋賀小助 +2 +2

 是空とおる +1 +1

*おまけ*
芝村:はい。時間です。お疲れ様でした(笑)
緋璃:「……いつか、私に、本当の名前を預けてください」
「消えることを当然のことのように、楽しそうに語らないで下さい」
「これが恋なのか愛なのか友情なのか、そんなのは知ったことじゃないけれど、私は貴方のそばにいたいんです」
と、時間おーばーorz*15
芝村:時間足りず(笑)
緋璃:(えぐえぐ
(中略)
芝村:はい。ではお疲れ様でした。秘宝館には1・1で依頼出来ます。
緋璃:はーい
評価変動はあいかわらずなしですよね
芝村:評価変動はないねえ。
最後の台詞間に合ってないし
緋璃:ってことは
間に合ってたら変動したわけですね
芝村:+か-かさておき、そうだね
緋璃:激しくマイナスの気もしますが(とほ

*1:但し、ペンギンも緋璃もデートとは認識していないという状況

*2:12/4の夜の小笠原は、学校が襲撃されて大騒ぎだった模様。 和錆のディシプリンによると、八神が関連してるらしい

*3:これ以上突っ込むと逃げられそうなので、話題転換に応じる。ペンギン相手に恋愛モードに入るのは難しいorz

*4:銀色で消える文字といえば、HI。メカ岩田との3時間ゲームなどを後で確認したところ、石塚の字は右肩下がりだった

*5:連続殺人犯として宰相府に追われている八神少年は、11/26の小笠原ゲームで核地雷に吹っ飛ばされた後ヨシフキンに拾われ、現在はセプの手元に居るらしい。この件で、海法さんがミチコさんに接触を持っている

*6:絢爛世界では2070年ごろを境に、人類以外の知能を持つ種族(AI等を含む)にも権利が認められた。この時代をゴージャスタイムズ、それ以前をロンリータイムズと呼ぶ

*7:原素子2256は絢爛世界まで生きていて、その原さんとペンギンは同行していたことがあったはず。時系列がよく分からない

*8:これまでも度々ほのめかされていたが、ペンギンは元々は人間。tagamiの他にも是空さんなどはペンギンの人間姿を知っているらしい

*9:八神少年の奪還をどうするかは取引と襲撃が考えられるが、ペンギンは強攻策を推奨しているらしい

*10:男キャラに言われたら迷わずぶん殴っていた。tagamiはサポートキャラなのかお邪魔キャラなのか……(苦笑)

*11:誰かに対して今より昔の方が良かったという趣旨の台詞を言うのはどうなのかというのが一点、昔のtagamiが好きだったの?という嫉妬をすべきかというのがもう一点。

*12:白にして黄金のオーマネームはこの辺から来ているのか、それともオーマネームから呼び名がついたのか

*13:風野緋璃がPC名で、PL名は緋璃。この辺の不一致を指しているのか、それともリアルネームの方を指しているのかは不明。ペンギンはプレイヤーの存在を知っている節があるのでどちらなのか曖昧

*14:どうでもいいことだが、緋璃の使うキャラには大抵「璃」の一文字が含まれる。瑠璃・ガラス・水晶などを意味する文字で、本名由来。

*15:30秒〜1分ほど間に合わず。メッセ窓ではなくテキストエディタに書いていたのでやや長めの台詞。