XX. 龍と猫
- 参加者
- 00-00054-01:緋璃・ロッシ
- 招待ACE
- ラファエロ・ロッシ、アリア・ロッシ、ネーヴェ・ロッシ、璃瀬・ロッシ、(クエスカイゼス、アズール)
- ゲーム日時
- 2010/12/13 22:00〜23:00
芝村 発言 :
/*/
ここは玄英宮だ。
豊かな音楽が流れている芝村 発言 :
琴のようだ。緋璃 発言 :
今、そばに誰がいますか?芝村 発言 :
猫がポケットに入ってる。2匹緋璃 発言 :
とりあえず両方のポケットなでなでします
璃瀬とクエスとは合流前ですかね。ラファエロはどうしてます?芝村 発言 :
猫はにゃーと鳴いている芝村 発言 :
目を細めてごろごろいってる
ラファエロはゆっくり追ってきた。ドアをしめた。
埃かぶってる。砂か。
娘の姿は見あたらない緋璃 発言 :
砂を払ってからぎゅーします
#とりあえずぎゅーします!
#人の家ですみませんがっ芝村 発言 :
ぎゅーしたよ。
ラファエロは何かいおうとして、やめた
#ナイスプレイ
頭を撫でている緋璃 発言 :
「わーん、会いたかった。ただいま」(小声でラファエロだけに聞こえるように囁きます芝村 発言 :
ラファエロはうなずいた。
ラファエロ:「連絡がないので心配はしていた」緋璃 発言 :
「なかなかメッセージもつながらないの(しょぼん) 距離が開いてきてるのかなあ」
「元気にしてた?」芝村 発言 :
ラファエロ:「璃瀬はな。俺は腕がなまっているな」
ラファエロ:「歳だ」緋璃 発言 :
「えー」
「そういえばいつの間にか娘に抜かれました」
「しょっく」芝村 発言 :
ラファエロは苦笑した。
ラファエロ:「あいつはどこだ」緋璃 発言 :
「ま、探しますか」緋璃 発言 :
「アリア、ネーヴェ、璃瀬をさがせー(笑」
(なでなでしつつ芝村 発言 :
アリアがにゃーんと飛び出した
ネーヴェもおいかけた。緋璃 発言 :
追いかけます芝村 発言 :
きょろきょろしてカーテンをひっかいてる緋璃 発言 :
「こらこら、カーテンの裏にはいないでしょう、さすがに(笑」芝村 発言 :
ネーヴェはすりすりしている
ネーヴェ:「あのカーテンの向こうだよ」芝村 発言 :
#部屋の真ん中にあるんだよ緋璃 発言 :
#なるほど
#えと、雰囲気的にクエスとかのお邪魔にならなそうでしょうか?>カーテンの向こうにいっても芝村 発言 :
#うん。大丈夫そうよ緋璃 発言 :
「ありがと。じゃ、いこうか」芝村 発言 :
ネーヴェが突撃した
アリアも入った
ラファエロがカーテンをあけた芝村 発言 :
見事なプラチナ髪の美少女が長い髪をポニーテールにして、竪琴を鳴らしている
小さいドラゴンがならんで聞いてる。緋璃 発言 :
#え、璃瀬でしょうか?芝村 発言 :
璃瀬だね芝村 発言 :
ドラゴンは髭をふるわせて曲をきいている。
ネーヴェが尻尾にかみついた。緋璃 発言 :
クエスっぽいドラゴンに会釈だけして、静かに後ろで聴いてます
ってこらー!芝村 発言 :
ドラゴンは髭を振るわせている緋璃 発言 :
ネーヴェをあわてて捕まえます芝村 発言 :
喧嘩しそうだった。
ドラゴンはふーといってる。火ふいてる緋璃 発言 :
「ごめんなさい。もー、ネーヴェ、駄目でしょ」(ぺちっ芝村 発言 :
ネーヴェは涙目
ドラゴンは飛んでいった。
クエスはゴロゴロしていたが、起き上がった
クエス:「よく来たね」緋璃 発言 :
「お邪魔してます」芝村 発言 :
璃瀬は楽をやめて、綺麗な横顔を見せた。
璃瀬:「兄ちゃんおいで」
璃瀬はネーヴェを抱きしめて撫で撫でしてる緋璃 発言 :
#おお、進歩。人間語しゃべってる!芝村 発言 :
璃瀬はなでなでしてる
璃瀬は貴方を見ているよ緋璃 発言 :
#えと、AIは普段からリセに会ってますよね?芝村 発言 :
ええ緋璃 発言 :
「上手だったよ。今度一緒に何か演奏する?」(璃瀬の髪を軽くなでて
#あと、璃瀬って今いくつですか?芝村 発言 :
璃瀬は12くらいにみえるなあ芝村 発言 :
璃瀬はにゃごにゃごいった緋璃 発言 :
脳内で人間語に変換すると何になります?芝村 発言 :
うん
だね。緋璃 発言 :
「竪琴とあわせるなら笛系かなー。押入れから出しとこう(笑」芝村 発言 :
璃瀬は目を細めて笑った。緋璃 発言 :
「そういえばアリアは、学校順調?」芝村 発言 :
アリアはにゃーといった
嬉しそう芝村 発言 :
アリア:「あのね、あのね。はじめて課題といたよ」緋璃 発言 :
「えらいえらい。どんなの?」(喉元をかしかししつつ芝村 発言 :
アリア:「共和国語ー」緋璃 発言 :
「おー。そういえば私も最近すっかり使ってないなあ」芝村 発言 :
アリア:「技術書は共和国語だよ?」
#宰相府でも緋璃 発言 :
#あれ、でも喋ってはいないですよね?芝村 発言 :
#うん
アリアは単に、指摘が大好きなだけ緋璃 発言 :
「や、私はもともとFEGにいたからね。最近しゃべってないなーと思って」芝村 発言 :
璃瀬はにゃごにゃごいってる
#ものすごい違和感がある緋璃 発言 :
「璃瀬ー、共和国語とはいわないからせめて帝國語を喋ろうよー(笑」芝村 発言 :
ラファエロ:「・・・クエス、お前普段何の言葉で話している?」
クエスはにゃごにゃごいった緋璃 発言 :
「……」芝村 発言 :
ラファエロは高そうな壺をなげつけた。
クエスは回避した
璃瀬キャッチ緋璃 発言 :
「犯人はあんたかー!」緋璃 発言 :
「っていうかなんでドラゴン語ですらなく猫語……」芝村 発言 :
クエス:「だってかわいいもの」
璃瀬:「にゃー」
クエス:「にゃー」緋璃 発言 :
「帝國語だってかわいいよ、きっと!」芝村 発言 :
アズール:「にゃー」緋璃 発言 :
「って、アズールさんまで……」(なんだか疲れた感じでがっくしします芝村 発言 :
アズール:「冗談です」緋璃 発言 :
(いや虎だったら猫科だろうけど龍は違うだろう龍は)芝村 発言 :
アズール:「はやくこの猫娘をどうにかしないと、鱗が増えます」芝村 発言 :
アリア:「しわですよ」
アズール:「知ってます」緋璃 発言 :
(なんかこの組み合わせも面白いなあ芝村 発言 :
微妙な沈黙
アズールはぱたぱた飛んだ。芝村 発言 :
クエス:「璃瀬、次は何をまなぶのかね?」
璃瀬:「知らない。強そうなの」緋璃 発言 :
(この子はまったく、どうしたもんかなあ)
苦笑してラファエロのほうを見ます芝村 発言 :
ラファエロ:「その前に、母の誕生日を祝おう」
璃瀬:「おー」
璃瀬はにゃごにゃごいってる緋璃 発言 :
「いやそこ、だから帝國語喋ろうよっ(笑」
#で、にゃごにゃごの意味なんでしょうか?芝村 発言 :
おめでとー!
だね。
璃瀬はにゃんにゃんいってる
あなたにすりすりしてる
抱きついて緋璃 発言 :
ぎゅーします
にゃんにゃんの意味は何でしょうか?芝村 発言 :
すきすきとか、おかあさんとか、その辺の意味ぽい
正確には日本語化できない暖かい気持ち緋璃 発言 :
なるほど芝村 発言 :
璃瀬は貴方を見上げてるよ
?
という感じ緋璃 発言 :
えーと、慈しむというか愛してるというか宝物というかそんなニュアンスの猫語で返します
頭撫でつつ芝村 発言 :
にゃごにゃごいった緋璃 発言 :
(あれ、結局私も猫語喋ってるな(苦笑))芝村 発言 :
クエスとアズールが、お前もつかっとるやんの目で見てる。/*/
芝村 発言 :
はい。お疲れ様でした緋璃 発言 :
わーん、弁解する隙が!
というか落ちがついたからって切るの早くないですか!(笑芝村 発言 :
いやまあ、見事なオチだったんで緋璃 発言 :
本当に大事な話をする時は相手の言葉に合わせたいんですよっ(言い訳芝村 発言 :
うむ緋璃 発言 :
ちなみに感情値って今どうなっています?芝村 発言 :
+1+1だよ。
誰からの評価?
璃瀬はわからんよ。緋璃 発言 :
全体的に累計いくつかなーと思いまして。
ラファエロ、アリア、ネーヴェ、璃瀬、クエス、アズール、それぞれですね芝村 発言 :
ラファエロは7,7緋璃 発言 :
だいぶ落ちたなorz芝村 発言 :
アリアとネーヴェは8,8芝村 発言 :
璃瀬不明
クエスは4,4
アズール3,2緋璃 発言 :
ってあれ、クエス実は勲章一歩手前?!芝村 発言 :
ははは緋璃 発言 :
えと、璃瀬が不明なのは何ででしょうか?芝村 発言 :
えっと。記憶をうまくソートできない。緋璃 発言 :
よく分からん思考形態になってるとw芝村 発言 :
人間の好きとはちょい違うので、人類外でおねがいします緋璃 発言 :
がーん
クエスはカウントできるのに芝村 発言 :
ということで、解散しましょう。おつかれさまでした
#猫も出来てるところがポイント緋璃 発言 :
猫や龍は見れるのに…
ありがとうございましたー
18. 契約
- イベント種類
- ミニイベント(1時間)
- 参加者
- 0300054:風野緋璃
- 招待ACE
- 緋璃のラファエロ
- ゲーム日時
- 2008/05/23 10:00〜11:00
※シオネに関して話している後半部のみの公開になります。一部関係の無い発言・行動を削除してありますがご了承下さい
/*/
(新居でお茶を飲みながらの会話中)ラファエロ: | 「線引きが難しいな」 |
---|---|
芝村: | ラファエロはすこし笑った。 |
緋璃: | 「?」(小首傾げて) |
ラファエロ: | 「なんでもない」 |
芝村: | ラファエロは貴方の前髪を払ってる。 上機嫌そうだ。 |
緋璃: | 「タイミングはうーん、気にしない(笑) 公私の使い分けは難しいがっ」 |
ラファエロ: | 「はははは」 |
緋璃: | 「もー、笑わなくてもいいじゃんかっ。FEGにして秘書官っていうのもちょっとは複雑なのよ?」 「好きで選んだことだけどね(ふふっと笑って」 |
ラファエロ: | 「そういうものか」 |
ラファエロ: | 「そんなことは考えたこともなかった」 |
緋璃: | 「みんなが気にしなければいいのにね。猫とか犬とかなんて」 |
ラファエロ: | 「嫌な事でも?」 |
緋璃: | 「ないよー(笑 今の私は幸せ一杯です」 |
ラファエロ: | 「そうか」 |
緋璃: | 「国内への影響とかは少し考えちゃうけどね。一時期は藩王代理もしていた私が国外に家を持つことの意味とか」 |
緋璃: | 「でも後悔はしてないし、悩んでもいない」 |
ラファエロ: | 「シオネの事を忘れているのだな」 |
緋璃: | 「きっとそうだね。私もよくは知らない」 「聞いてもいい?」 |
ラファエロ: | 「そんなに難しい話ではない。あの人が全てに法を設けたとき」 |
ラファエロ: | 「種族……当時はまだ国がない……は不干渉とした。例外は二つ」 |
緋璃: | 「列王の指輪を持つものの請願。シオネアラダが号令をかけたとき、だっけ」 |
ラファエロ: | 「……」 |
芝村: | ラファエロは悲しそうだ。 |
緋璃: | ぎゅーっとします |
芝村: | ラファエロは貴方を抱きしめた。 |
緋璃: | だきしめたまま、軽く背中をなでます |
ラファエロ: | 「例外は二つ、一つ、他の種族を助けることをシオネは禁じていなかった。自分がよくやっていたからな」 |
ラファエロ: | 「もう一つは愛に関することだ。これについては種族関係なしだ。だから猫は、人の家の中にいる」 |
ラファエロ: | 「昔の話だ。皆が忘れても仕方がない」 |
緋璃: | 「みんな、思い出せればいいのにね」 |
緋璃: | 「違うか。思い出せるように、すればいいのか」 |
ラファエロ: | 「……シオネ自身が種族違いの恋をしていた。リンなのにな」 |
緋璃: | 「リンはリン同士で結ばれるのが通例、だっけ……?」 |
ラファエロ: | 「……そうだ」 |
緋璃: | (先日の結婚式を思い出しながら |
ラファエロ: | 「……」 |
ラファエロ: | 「昔の話だ。白にして黄金は死んだ」 |
緋璃: | 心配そうに笑ってハグしようとしていたのが、その言葉にちょっと止まります ちょっと体勢整え直して改まった感じで |
ラファエロ: | 「?」 |
緋璃: | 「風野緋璃は風野緋璃のままに、ラファエロと共に歩みます。この心のある限り」 |
芝村: | ラファエロは貴方が見た中で一番優しく微笑んだ。 |
芝村: | 顎を指で上げられてキスされた。 |
緋璃: | ぎゅっとだきついてキスします |
ラファエロ: | 「……許す」 |
芝村: | 耳元で囁かれた。 |
/*/
- 評価変動
- +1 +1
累計評価値:
ハードボイルドペンギン +10 +10(リミットを無視すれば+13 +13)
滋賀小助 +2 +2
是空とおる +1 +1
ヒルデガルト +1 +1
14. 二人の少女
- イベント種類
- ミニイベント(2時間)
- 参加者
- 0300054:風野緋璃
- 招待ACE
- ヒルデガルト
- 登場ACE
- 今日子、宰相、ハードボイルドペンギン
- ゲーム日時
- 2008/03/14 10:00〜12:00
※諸事情によりひとまずラスト20分のみの公開となります
/*/
ペンギン: | 「……」 |
---|---|
緋璃: | 脱力した後、ちょっと泣きます |
緋璃: | 「……ごめん」 |
芝村: | ペンギンは貴方を抱きとめた。 |
ペンギン: | 「意味がわからん」 |
緋璃: | 「私もわかんない(苦笑」 |
ペンギン: | 「それと泣くな」 |
緋璃: | 「会いたかったの。一緒に居たかったの。 だからちょっと無理をした。今日子さんを傷つけちゃったかもしれない」 |
緋璃: | 「で、凹んでる私の対応役に貴方が呼ばれたみたいです(苦笑」 |
ペンギン: | 「いや」 ペンギンは微笑んだ。 |
ペンギン: | 「事情は知っている。意味がわからんといったのは」 |
ペンギン: | 「……俺も分からん。泣くな」 |
緋璃: | 涙ぬぐってにこっとします |
緋璃: | 「そう言わせてばっかりだね。貴方が一番苦手なものは、女の涙だったりして(笑」 |
ペンギン: | 「その通りだが」 |
ペンギン: | 「女によるな。今の言葉は忘れろ」 |
緋璃: | 「はーい(くすくす」 |
芝村: | ペンギンは貴方を廊下からそっと部屋に入れた。 |
ペンギン: | 「泣き顔を見せるのは好きではない」 |
緋璃: | 「じゃ、泣きたい時は傍に来て」 |
ペンギン: | 「……」 |
芝村: | ペンギンは少し笑った。 |
ペンギン: | 「そうだな」 |
ペンギン: | 「それでもいい」 |
緋璃: | 「ん」微笑みます |
緋璃: | 「お守り、ちょーだい?(いたずらっぽく笑って」 |
芝村: | ペンギンは苦笑して10個セットを渡した。 |
緋璃: | 「核の被害に会ったとか聞いたとき、そう言えてなかったことを凄く後悔したから」 |
芝村: | ペンギンの小さなキーホルダーだ。10種類全部違う。 |
緋璃: | 「わー」 |
ペンギン: | 「俺の命がさらされるというなら、エースも出てくる」 |
緋璃: | 「あの時はもう、出撃規制かかっちゃってたから。誰かに任せるのは、それが例えエースでも辛いよ」 |
緋璃: | 「ま、だからといって無理をするななんて言えないんだけどね」 |
ペンギン: | 「たまには自分の命をかけないと、ニューヨーク市民を救うことは出来ない。ただそれだけだ。俺を助ける名目で、多くが助かった」 |
ペンギン: | 「悪いとは思っている」 |
緋璃: | 「うん、戦場に居ることに文句はないよ。きっと私だって同じようなことするから」 |
緋璃: | 「だから、お守りが欲しかったの。きっと大丈夫だって思うために。」 |
芝村: | ペンギンは微笑んだ。 |
ペンギン: | 「最近の俺は笑いすぎだな」 |
緋璃: | 「いいんじゃない? よく笑う方が長生きするらしいよ?」 |
緋璃: | ふっきれたように笑ってハグします |
ペンギン: | 「俺は十分長生きしている」 |
緋璃: | 「十分なんて言葉はきっとないよ、生きるのに」 |
芝村: | ペンギンは貴方の頭を少し撫でた。 |
緋璃: | 猫だったら喉鳴らしてそうな顔します(どんな顔だ |
緋璃: | 「なんか幸せ。今日子さんに悪いくらい」 |
ペンギン: | 「どのへんが幸せか分からない」 |
緋璃: | 「もーっ(苦笑して」 |
緋璃: | 「ね、家が建てられるようになるっていうじゃない?」 |
ペンギン: | 「……それが?」 |
緋璃: | 「I=Dとかロボットの試作したりするような小さな工房とか書斎とかのある、そんな趣味一杯の家建てようかと思うの。幸い給料はたっぷりもらってるしね」 |
緋璃: | 「で、一人は淋しいわけですよ」 |
緋璃: | (小さく首をかしげてペンギンの方を見ます |
ペンギン: | 「いつでもお守りを使っていい」 |
/*/
- 評価変動
- +1 +1 (正規に召喚していたヒルデガルトのみ)
累計評価値:
ハードボイルドペンギン +6 +6
滋賀小助 +2 +2
是空とおる +1 +1
ヒルデガルト +1 +1
13. ささやかなお茶会
- イベント種類
- ミニイベント(1時間)
- 参加者
- 0300054:風野緋璃
- 招待ACE
- ハードボイルドペンギン
- ゲーム日時
- 2008/02/28 10:00〜11:00
*開始前* | |
---|---|
緋璃: | イベントはペンギンにお任せって出来ますか? |
芝村: | ろくな事にならん気もするが。 出来るよ。 |
緋璃: | えー(笑>ろくなことにならない |
緋璃: | じゃ、宰相府でお仕事の合間に二人きりで休憩してるところとか出来ます? |
芝村: | ええ。 まさにペンギンがそんなこと考えていた。 |
緋璃: | がーん(笑 どっちみちろくなことにならないのかー! |
芝村: | すげえな。どういう推理能力 |
/*/
芝村: | ここは宰相府。さかさまの塔の真ん中だ。 下りる階段を貴方は下がっている。 |
---|---|
緋璃: | 例のRBが有る場所ですか? >さかさまの塔 |
芝村: | そうだね。ペンギンが怪我していたところ*1だ。 |
緋璃: | ペンギンとは下で待ち合わせでしょうか? |
芝村: | 今日はペンギンが宰相府の中での執務らしい。 |
芝村: | ええ。待ち合わせはしてないけど、貴方は行き来できる |
緋璃: | じゃ、こっちの仕事が一段落着いたところでお茶のセットでも持って押しかけます |
芝村: | 休憩と言うよりもお化け屋敷という感じだ。 |
芝村: | 貴方は1番目の階段をおり始めた。 |
緋璃: | 初めてくる場所でしょうか? 足元を慎重に見ながら降ります |
芝村: | 他の階段をいくと、階段が途切れることを教わっている。 一番下についたよ。 |
芝村: | 静かなところだ。何も見えない。 |
緋璃: | 下に部屋があったりするわけじゃなくて、下全体が執務室なんでしょうか? |
芝村: | さあ。自信はない。 |
芝村: | 貴方は塔の頂点=底にいる。 |
緋璃: | ここ、他に人は居ないと考えていいですか? (何て呼ぶか*2の問題で |
芝村: | 当然ながら |
緋璃: | 今日子とかが来れる可能性一応あるかなぁ、と |
芝村: | 秘書官も立ち入り禁止だよ。ここに入るのは今日子くらいのものだ うお。よくわかった。 が、今日は今日子の気配がない |
緋璃: | はい 「ラファエロ、お茶しようー。どこ?」 |
芝村: | 周囲に青い光が舞っているのに気づいた。 |
緋璃: | 光はどこかへ向かってますか?*3 |
芝村: | 100mくらい先に小さなテーブルと椅子がある。 それが映されている。 |
緋璃: | ではそっちに急ぎ足で向かいます |
芝村: | 隣をラファエロが歩いている。 |
緋璃: | あれ?(笑 |
芝村: | 貴方と同時に椅子に座った。 |
ラファエロ: | 「どうした?」 |
緋璃: | 「え、お茶しにきた」 「たまには休憩もいいでしょ?」 といって、持ってきた茶器でお茶入れます |
緋璃: | 最近の趣味で鳳凰単叢*4あたりを |
ラファエロ: | 「さすがにそれは分る。茶道具をもってやることが別なのはないだろう」 |
緋璃: | 「このお茶はちゃんとした道具使わないと美味しくないからねー」 |
ラファエロ: | 「……」 |
芝村: | ラファエロはお茶の香りを楽しんでいる。 |
緋璃: | 「執務中じゃお酒飲めないし、こういうのも悪くないでしょ」 |
緋璃: | 「あ、お酒で思い出した」 「すっかり遅れちゃったバレンタインと、昨日のお礼」 |
芝村: | ラファエロは目をそらした。 |
緋璃: | といって、(URL省略)*5を取り出します |
緋璃: | 「……お酒飲んでたのー?(お酒のにおいするか、ラファエロに近づいて鼻をくんくんさせます)」 |
芝村: | 微妙に酒のにおいはする。 |
緋璃: | 「ま、ラファエロならお酒で判断力鈍ることはないだろうけど(苦笑」 |
ラファエロ: | 「チョコでなくてよかった」 なんか本気そうな発言だった。 |
緋璃: | 「甘いの嫌いかなーとおもって。 ココアとかコーヒー味のマフィンとか色々考えたけど、ストレートにお酒にしてみた」 |
ラファエロ: | 「嫌いじゃないが避けてはいるな」 |
緋璃: | 「そっか」 |
ラファエロ: | 「4年前ののチョコも消費しきれてはいない」 |
緋璃: | 「……もて過ぎです(苦笑」 |
ラファエロ: | 「消費が少ないとも言う」 |
芝村: | ラファエロは少しだけ優しく微笑んだ。 |
緋璃: | 微笑み返します |
ラファエロ: | 「茶を見る目はあるな」 |
緋璃: | 「中国茶は好きな友人が多くてね。色々教わった」 |
ラファエロ: | 「中国にいたが、こんな茶は飲んだことはなかったな」 |
緋璃: | 「へー、中国もいたことあったんだ。 広東省ってところのお茶らしいよ」 |
緋璃: | 「鳳凰単叢って言う名前の結構有名なお茶なんだけど、その名の通り鳳凰山で作るんだって」 |
ラファエロ: | 「3年くらいいたな」 |
緋璃: | 「どんなところだった?」 |
ラファエロ: | 「昔、ボクサー(拳闘術)の技術をみにいったことがある。判らないことがあった」 「まあ、トイレにいったら、見物人がぞろぞろついてきたな」 |
緋璃: | 「? なんで?」 |
緋璃: | 「あ、向こうのトイレって仕切り板とかちゃんとないんだっけ?」 |
ラファエロ: | 「珍しいからだろう。たしかに仕切りなんかはないな。長い樋があるだけだ」 |
ラファエロ: | 「……こういうときに話す話題ではないな」 |
緋璃: | 「……確かに」 |
ラファエロ: | 「赤壁にいったこともある」 |
ラファエロ: | 「三国志と言う話の有名な戦いの場所だな」 |
緋璃: | 「うん、名前くらいは聞いたことある」 |
緋璃: | 「観光っぽいこともするんだね」 |
ラファエロ: | 「中国だけが本当の外国と言うのが良く分る。観光客向けに、川の岸壁が赤くペンキで塗られていた」 |
緋璃: | 「……そんな赤くしなくても(苦笑」 |
ラファエロ: | 「色彩感覚が違うんだろうな。そっちは観光ではなく、調べ物の仕事だった」 |
ラファエロ: | 「諸葛孔明という男が作った武器をな」 |
緋璃: | (くつろぎながら耳傾けてます |
緋璃: | 「どんな武器?」 |
ラファエロ: | 「武器の名前は自分で推理しろ」 |
緋璃: | 「はーい」 |
ラファエロ: | 「中国は大きく分けると二つだ。川を隔てて北部と南部に別れる」 |
ラファエロ: | 「赤壁の戦いは、北部と南部の争いと言って言い。北部は騎兵軍が中心で、南部は歩兵軍だ」 |
ラファエロ: | 「孔明は歩兵軍の国の男だった。魔術師でな」 |
ラファエロ: | 「騎兵軍と戦う味方の援護をしようとした」 |
ラファエロ: | 「200年代では世界的に騎兵軍が優勢だ。歩兵軍がまともに勝ったためしはない」 |
芝村: | ラファエロは貴方を見ている |
緋璃: | ラファエロの方みて面白そうに話聞いてます 「うん、多少数の差があっても、騎兵の速度や高さを殺せないよね」 |
緋璃: | 「足場の悪いところを狙うか、それとも船の上ででも戦う?」 |
ラファエロ: | 「魔術の根幹はその時代にないものを降ろすことだ」 |
ラファエロ: | 「いいアイデアだが、無理だな」 |
ラファエロ: | 「相手が機動力があるということは、相手が戦場を選べるということだ」 |
緋璃: | 「大河があるんだから、どうしても敵は渡ってくるんじゃないかなと思ったんだけど」 |
ラファエロ: | 「足場の悪いところや船の上で人は生活できない。そこで待っている間に村や街が占拠されるな」 |
緋璃: | 「そう長くは待ち伏せできないか」 |
ラファエロ: | 「そうだな。大軍の渡河作戦であれば、たしかにそうだ。赤壁はそれで北軍が負けた」 |
ラファエロ: | 「大軍が渡河するための船の手配に時間がかかりすぎたんだな」 |
緋璃: | 「あー、そっか」 |
緋璃: | 「確かにそんなに大量に船あるわけないよね」 |
ラファエロ: | 「機動力勝負すべき軍隊がそれをせずに負けただけの話だ。以降北軍は学習して、中規模部隊で渡河を目指す」 |
緋璃: | 「それに対抗したのが魔術?」 |
ラファエロ: | 「そうだ。歩兵が騎兵と戦う武器を作った」 |
ラファエロ: | 「ヒントは、どうせ機動力でかてないからと、はなから防御的な武器を作った。だな」 |
緋璃: | 「弩とか持ち運びがつらい分火力が強い武器?」 |
ラファエロ: | 「槍だ」 |
緋璃: | 「え、当時まだなかったんだ」 |
ラファエロ: | 「そうだな」 |
緋璃: | 「槍ってむしろ騎兵の武器ってイメージが強かったけど歩兵のための武器だったんだね」 「確かにリーチは伸ばせるか」 |
ラファエロ: | 「当時は切る武器ばかりだった」 |
緋璃: | 「狩猟とかには投げ槍も使っていたような気がするけど、武器にはなってなかったんだね」 |
ラファエロ: | 「投槍を使うのはギリシアだな」 |
ラファエロ: | 「ま、ローマ軍も槍をつかっていたから、恐らくは技術導入だな」 「全ての魔術には種がある」 |
緋璃: | 「種がないのは魔法だけ?」 |
芝村: | ラファエロは笑った。 |
ラファエロ: | 「そうだな。孔明が不美人で有名な奥さんを愛したのは、魔法だ」 |
/*/
- 評価変動
- +1 +1
累計評価値:
ハードボイルドペンギン +6 +6
滋賀小助 +2 +2
是空とおる +1 +1
*感想戦(抜粋)* | |
---|---|
緋璃: | 評価変動と秘宝館の枠を教えてください |
芝村: | +1+1 秘宝館には1・1だ |
(中略) | |
緋璃: | あ、あと1つだけ。ラファエロってことは人間姿だったんでしょうか? |
芝村: | ええ。 |
緋璃: | 今度は何国人ですか? |
緋璃: | 宰相府に居たから西でしょうか |
芝村: | いや、はてないだね |
緋璃: | はーい |
芝村: | ははは。 |
芝村: | にしても、なんと雰囲気のない会話だろう。 |
緋璃: | キーホルダーねだるの失敗しましたっ |
芝村: | トイレの話が出たときはえー。とか思いました。 |
緋璃: | つい話のっちゃいましたよっ |
芝村: | あー。そういえばペンギンわたし損ねてる まあいいか。次回でも |
緋璃: | 次……いつだろう(悩 |
緋璃: | ま、適当に今度おねだりします(笑 |
12. 名前を聞かせて
10時間目(1/30)と11時間目(2/1)については公開予定なし。
- イベント種類
- ミニイベント(1時間)
- 参加者
- 0300054:風野緋璃
- 招待ACE
- ハードボイルドペンギン
- ゲーム日時
- 2008/02/06 10:00〜11:00
/*/
芝村: | ここは天領・宰相府藩国、春の園だ。 |
---|---|
緋璃: | お、直ったんですね |
芝村: | ここは昨日から復旧だね。 |
芝村: | 多くが芝生の上にいる中、貴方は道に面したベンチに座ってる。 |
芝村: | 近くで新聞読んでるおっさんがいるよ。今回は黒髪で、冴えない新聞記者に見える。 Yシャツをまくりあげている。 |
緋璃: | あれ、前回は黒くなかったんですか?>髪 |
芝村: | 前回*1は紅かったねえ。 |
緋璃: | コニャックって名乗っていた時*2は? |
芝村: | その時は西国だから銀色だ |
緋璃: | じゃ、そっちのほうに近づいていって話しかけます。 「こんにちは。何か面白い記事でもあった?」 西→はてない→東、か |
ペンギン: | 「まあまあだな。本題は?」 |
緋璃: | 「のんびり休暇をすごすことが本題じゃダメ?」 |
芝村: | ペンギンは少し笑った。 |
ペンギン: | 「それでもいい」 |
緋璃: | 微笑み返します |
ペンギン: | 「ぎこちないな。何か言われでもしたのか?」 |
緋璃: | 「うー、なんですか、それ(笑」 |
緋璃: | 「何か言われるのはまぁ、いつものことだから(苦笑」 |
ペンギン: | 「お前は意外にあれそれを気にする」 |
緋璃: | 「大丈夫、今までと違うとしたら焦りがなくなっただけだから」 |
緋璃: | 「心配性なのは否定しないけどね」 |
芝村: | ペンギンは追求しなかった。 |
芝村: | ペンギンは新聞を畳んでスキットルを取り出している。 |
緋璃: | (あー、あの変な形のボトル、スキットルって言うんですか>ぐぐってみた 「ね、そうだ。一つ聞いていい?」 |
ペンギン: | 「なんだ?」 |
緋璃: | 「その姿でペンギンって呼ぶのも変でしょう? ずっと貴方って呼んで誤魔化してきたけど」 「本当のじゃなくてもいいの。呼び名、下さい」 |
ペンギン: | 「お前がどう呼ぼうと俺は俺だ。お前の好きに」 |
緋璃: | 「言うと思った。私は、貴方から聞きたいのに」 |
ペンギン: | 「ラム・バカルディ?」 |
緋璃: | 「えーと、お酒の名前その他人名っぽくないものは却下です(笑)」 「バカルディって知らないや。どんなお酒?」 |
ペンギン: | 「ラムの名前だ。注文が多いな」 |
緋璃: | 「そんなに多い……かなぁ」 |
ペンギン: | 「……ラファエロだ」 |
緋璃: | 「ラファエロ、うん、分かった」 |
緋璃: | 「イタリア系の名前かー。うん、確かに似合う」 |
芝村: | ペンギンは黙った。実は別の意味があったが、何もいなかった。 |
緋璃: | #そういう名前のお酒でもあるんでしょうか?(笑 |
芝村: | #いえ。違うよ |
緋璃: | #ほっ |
緋璃: | よしっと笑って少し伸びします。周囲、どんな感じでしょうか? |
ペンギン: | 「……」 |
緋璃: | 「どうかした?」 |
ペンギン: | 「後悔している」 |
芝村: | 周囲はのんびりした空間だ。たまに出店がある。 |
緋璃: | そっとペンギンの方に手を伸ばします。相手が逃げそうなら握らないままで |
緋璃: | 「……何を?(問いかけるというよりもはつぶやく感じで小さく) |
芝村: | ペンギンは貴方を見ている。 |
緋璃: | 見返します。少し心配したような顔で |
ペンギン: | 「ラファエロ・ロッシだ。他では使うな」 |
緋璃: | 「分かった。呼ぶのは二人だけの時にする」 |
緋璃: | 「それ以外では、ゴールド*3でいい?」 |
ペンギン: | 「それがいい。マリア*4が知るとうるさい」 |
緋璃: | マリアって聞いてちょっとだけ拗ねた顔します |
ペンギン: | 「ゴールドだとジャスティスに聞こえるな。ウイスキーで」 |
緋璃: | 「結局お酒のなまえかぁ(笑」 |
緋璃: | 「あれ、ジャスティスさんは別にいるの?」 |
ペンギン: | 「……俺とあの変態を一緒にするな」 |
緋璃: | 「……この前ちょっと名前だけ耳に挟んで気になっただけだよー(苦笑) ごめん」 |
ペンギン: | 「あいつと付き合ったのは人生最大のミスだ」 |
緋璃: | 「うわー、ウイスキーにそこまで言わせるのも凄いね(笑」 |
緋璃: | (芝生にそれなりに人が居るらしいので一応、二人きりじゃないという前提で |
ペンギン: | 「昔の話だ。未だにゴールドを名乗ってる」 |
芝村: | ペンギンは笑った。 |
ペンギン: | 「この姿ならラファエロのほうがわからんな」 |
緋璃: | 「ん? 分からんって?」 |
ペンギン: | 「気づかれない。ウイスキーは有名な名前だ。まあ一部の団体では、だが」 |
緋璃: | 「あ、そういうことか。了解」 |
ペンギン: | 「俺は腹が減った。バカーロにいくがどうする?」 |
緋璃: | 「私もー。実はちょっと遅くまで設計してたから朝ごはんまだなの(苦笑」 |
ペンギン: | 「そこまで手を繋いでもいい」 |
緋璃: | 笑って手を取ります (PL爆笑中) |
芝村: | ペンギンは少し笑うと歩き出した。 |
/*/
- 評価変動
- +1 +1
累計評価値:
ハードボイルドペンギン +5 +5
滋賀小助 +2 +2
是空とおる +1 +1
E74文族の春:攻略記事:基数計算の意味と使い方
著:風野緋璃@FEG
1. 前書き
このテキストは
- とりあえず評価値とかリアルデータ(RD)の意味くらいは分かる
- 個人ごとの評価値の出し方くらいは分かる
- 基数って何? or 基数計算ってあんまり使えなくない?
- 少しは計算できるようになりたいんだけどどうしよう or 計算疲れたよ
といった人を対象にしています。
藩国に編成できる人が居なくて困っている人、評価値計算という重作業に疲れている人などの役に立てば幸いです。
2. はじめに
そもそも、基数という言葉から聞きなれない方も多いと思います。基数には様々な意味がありますが、大雑把には「何かをまとめて扱うときに基礎となる数」のことだと思って下さい。例えばダース単位で数えるときの基数は12と言えますし、10進数の基数は10、2進数の基数は2です。
アイドレスにおいては基数とは「計算の基準とする評価値」もしくは「その部隊が、基準とした評価値で何人分の能力を持っているか」のことを指します。
詳しくは、以下のような例で考えてみます。
例:評価5が5人、評価6が1人、評価8が2人の部隊の合計評価値を算出するルールどおりに計算するなら、
- 数学が得意な人向け
- 1.5^5 * 5 + 1.5^6 + 1.5^8 * 2 = 100.62
- log 100.62/ log 1.5 = 11.37 ≒ 評価11
- 1.5^5 * 5 + 1.5^6 + 1.5^8 * 2 = 100.62
- 数学が苦手な人向け
- 評価値とリアルデータ(RD)の対照表(※今回は必要RDは使わないのでこの項目は無視してください)などを参考に、RDの足し算をする。表によれば評価値が5ならRDは7.59、6なら11.39、8なら25.63なので、7.59×5 + 11.39 + 25.63×2 = 100.6となる。
- 同じくRDと評価値の変換表を見る。RD100.6に一番近いのは評価11
- 評価値とリアルデータ(RD)の対照表(※今回は必要RDは使わないのでこの項目は無視してください)などを参考に、RDの足し算をする。表によれば評価値が5ならRDは7.59、6なら11.39、8なら25.63なので、7.59×5 + 11.39 + 25.63×2 = 100.6となる。
これをもう少し簡単に、大雑把に計算するのが基数計算です。
3. 基数計算の基本
基数計算でも評価値とRDの対照表を使います。但し、RDのところを人数、評価値のところを評価差分と読み替えてください。例えば、評価差分が0なら人数は1人です。
前述の対照表では小数が多くて暗算に向かないので、大雑把な計算をするときにはこのページの最後に添付してある簡易表を用いても良いでしょう。
まず、評価値5が5人いる場合の評価合計を基数計算で算出してみます。上記の表によれば5人のときの評価差分は+4ですから、(元となる評価値)+(人数による差分) = 5 + 4 で合計評価は9と計算できます。同様に
- 評価xがy人 …… 合計評価 x + (y人に対応する評価差分)
- 評価1が4人 …… 合計評価 1+4=5
- 評価5が11人…… 合計評価 5+6=11
となります。
このように同じ評価値の人が何人かいる場合、表があれば簡単な足し算のみで一分もかからず評価値合計を出せます。
では、先ほどの例に戻ります。評価5が5人、評価6が1人、評価8が2人の場合はどうでしょうか。
方法は何通りかあります。
一番簡単なのは、「評価5が8人いる部隊よりもは少なくとも合計値が高いのだから、最低でも5+5=10になるはずだ」と考えてしまうことです。評価値は少なく出す分にはペナルティを受けないので、この計算方法でも問題はありません。
次に、もう少し余力があるのでもっと正確に計算したかったとします。評価値が等しければ簡単に計算できるのですから、同じ評価値のグループを作っていきましょう。ここでは、一番高い評価に合わせる方法と一番人数が多い評価に合わせる方法をご紹介します。
どちらにしろ
- 基準とする評価値(=基数)で言えば何人分の能力と言えるかを計算する
- (基数) + (合計人数に対応する評価差分)
A) 一番高い評価に合わせる方法
- 特徴
- 小数が混じらないので計算が楽
- ややパズル的な要素有り
- 方法
- 各メンバーの評価値と基数との差分を計算し、何人集めたら基数に出来るか考える
- 評価値が基数になるようなグループを作成する
- 基数+(合計グループ数に対応する評価差分) を計算する
先ほどの例で考えると一番高い評価値である8が基準、つまり基数となります。
まずは、評価値5の5人と評価値6の1人を組み合わせて、評価値が8になるようなグループを作っていきます。
(基数) - (計算対象の人の評価値) = 8 - 5 = +3 ですから、評価差分+3に対応する人数を簡略表で確認します。3〜4人となっていますので、評価値5が3人集まれば評価8になると分かります。簡略表中で人数表記に幅がある場合は、一番低い数字を使えばOKです。
評価値5が3人でまず1グループ作れました。残ったのは評価値5が2人と評価値6が1人です。この3人は先ほどのグループより少しだけ高い合計評価値なので、やはり評価値8の1グループとして扱います。
よって
- 評価値8×1人
- 評価値8×1人
- 評価値5×3人
- 評価値5×2人、評価値6×1人
B) 一番人数が多い評価に合わせる方法
- 特徴
- 計算に小数が混じる可能性がある
- 計算回数が少なくてすむことが多い
- 方法
- 各メンバーの評価値と基数との差分を計算し、表を使って人数に換算する
- 上記の人数を合計する
- 基数+(合計人数に対応する評価差分) を計算する
同じく先ほどの例で考えると、一番人数が多いのは評価値5ですので、これが基数となります。
評価値5を基準とすると評価6は差分+1、評価8は差分+3です。それぞれ表を見ると、1.5人、3人に該当します。つまり、評価6が1人は評価5が1.5人いるのと同じことですし、評価8が1人いるのは評価5が3人いるのと同じことです。
よって、この部隊は合計で評価5の人が5 + 1.5×1 + 3×2 = 12.5人いるものとみなせます。人数が12.5人に対応する評価差分は+6ですから、5+6=11で合計評価は11となります。
4. 基数計算の有効性
次に、基数計算の有効性について考えます。
現在編成を得意としている人の中で基数計算を使用する人は、ほとんどいないと思います。これには、
- 基数計算よりルールにのっとって計算した方が正確な評価値が出せる
- 各種ツールを使用しているので、厳密計算にもあまり労力がかからない
などの理由があるでしょう。
これらについて考察していきます。
A) 評価値は正確な方がいい?
これは評価値計算に限りませんが、アイドレス戦闘においては
- 規定の時間に間に合わせる
- 効率のよい作業をする
ことは大変重要です。
提出物が間に合わなければARペナルティを受けたり行動が自動失敗利したりします。
また戦闘は時を選ばずしかも頻繁に発生しますから、常に万全の人員で全力を持って対処することは不可能です。準備にかける時間と得られる効果が釣り合うよう良く考えた作業をする必要があります。
つまり、必ずしも100点満点の編成を目指すことがいいとは限りません。85点の編成をするのに30分、100点の編成をするのに3時間かかるならば、85点の編成で我慢し他の作業でポイントを稼いだ方が得てして有効です。
つまり、概算の低めの評価値だろうが瞬時に計算できることは重要ですし、評価値を完璧に出すよりもほかの事を優先した方が良いケースもあります。
これらの場合、基数計算は優れたツールとなります。
B) 計算ツール使えば?
確かに計算ツールがあれば、基数計算と厳密計算でもあまり速度が変わらないことは多々あります。
それでも
- ツール作成者が多忙で、新規獲得アイドレスへの対応が遅れている
- 編成データは必ずしもフォーマットを守ってもらえないケースが多いので、ツールに入力できるよう整形するだけでひと手間かかる
- 突然ツールが強制終了した
- そもそもパソコンのスペックが低くあまりソフトを立ち上げられない
- 携帯参加者である
- エクセル等の使い方が良く分からない
など、色々な場合が考えられます。
基数計算は正確ではありませんが、表さえあればいつでもどこでも簡単に、誰でも運用が可能なことがポイントです。
5. 計算手順の一例
前述の基数計算の特徴を踏まえたうえで、基数計算の利用例を考えてみます。ここで言う厳密計算とは1.5^nとlogを使った手法のことです。
- 体格〜幸運の全ての評価値の概算を基数計算で出す
- この時、着用アイドレスが出来るだけ統一されていると便利です。(着用アイドレスの評価)+(参加人数による評価差分)で手際よく評価値を出してしまいましょう。
職業4や勲章の効果は一時的に無視しても大丈夫です。但し職4にはマイナスの評価値があるため、例えば護民官や参謀が多い場合は敏捷を-1して計算するなど、安全策が必要になることもあります。
この作業が終わったらひとまず戦闘準備終了です。他に人手が足りない作業があったらそちらを手伝いましょう。疲れていたら休憩を取りましょう。ここから先は、あくまでオプションの作業です。 - 職4でマイナスが入っている評価を厳密に計算しなおす
- 評価値の過大申告は巨額な罰金対象となります。不安な部分は早めに計算しなおしましょう。
- 得意な行動・確実に判定を行う行動の評価を厳密に計算する
- 例えば魔法使いなら詠唱戦用の知識と器用の値ですし、剣なら白兵戦用の体格と筋力の値がこれに該当します。よく使うだろう評価値、切り札となりうる評価値については厳密に計算しなおして正確な値を出しておきましょう。運がよければここで評価値が1〜2上がったりします。
- 個人でブーストしている人がいる評価値を厳密に計算しなおす
- 評価値にばらつきがあればあるほど、基数計算の概算値は不正確なものになります。特に吏族ダンスパーティで食事を食べた人や、職業4を着て特化した値になっている人がいる評価(例えば海堂さんの外見など)は、厳密に計算しておきましょう。
- 使う可能性の低い評価については概算のまま
- 例えば整備士の筋力のように、使うような状況がそもそもおかしい・判定が発生したら9割がた失敗するといった評価値については概算のままでかまいません。厳密に計算する暇があったら別のことに労力を使いましょう。
6. まとめ
- 基数計算のメリット
- 特別な知識やツールが要らない
- 慣れれば数秒で計算できる
- 複数部隊を同時に動かそうとした時などの評価値予測に便利
- 基数計算のデメリット
- 概算値に過ぎないので、実際の能力より少し低く計算されることが多々ある
- 評価値にばらつきが多いとあまり計算が楽にならないか、計算誤差が大きくなる
- Tips
- 時間に間に合わせて数字を出すことが一番大切。評価が低い分には問題なし。まずは概算をしよう
- 職4も勲章もとりあえず無視してOK
- 計算ミスが不安な時はとりあえず低い方に合わせよう
- よく使いそうな能力、得意な能力、勲章効果等でばらつきが激しい能力は厳密計算するのがベスト
- 着用アイドレスを出来るだけ統一する(評価値を出来るだけ揃える)ことで計算負荷を大幅削減できる。75%制限対策にも有用
(約4400文字)
簡易表
人数 | 0.3 | 0.4 | 0.7 | 1 | 1.5 | 2 | 3〜4 | 5〜6 | 7〜9 | 10〜13 | 14〜20 | 21〜31 | 32〜47 | 48〜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
評価差分 | -3 | -2 | -1 | +0 | +1 | +2 | +3 | +4 | +5 | +6 | +7 | +8 | +9 | +10 |