13. ささやかなお茶会

イベント種類
ミニイベント(1時間)
参加者
0300054:風野緋璃
招待ACE
ハードボイルドペンギン
ゲーム日時
2008/02/28 10:00〜11:00


*開始前*
緋璃:イベントはペンギンにお任せって出来ますか?
芝村:ろくな事にならん気もするが。
出来るよ。
緋璃:えー(笑>ろくなことにならない
緋璃:じゃ、宰相府でお仕事の合間に二人きりで休憩してるところとか出来ます?
芝村:ええ。
まさにペンギンがそんなこと考えていた。
緋璃:がーん(笑
どっちみちろくなことにならないのかー!
芝村:すげえな。どういう推理能力


/*/

芝村:ここは宰相府。さかさまの塔の真ん中だ。
下りる階段を貴方は下がっている。
緋璃:例のRBが有る場所ですか?
>さかさまの塔
芝村:そうだね。ペンギンが怪我していたところ*1だ。
緋璃:ペンギンとは下で待ち合わせでしょうか?
芝村:今日はペンギンが宰相府の中での執務らしい。
芝村:ええ。待ち合わせはしてないけど、貴方は行き来できる
緋璃:じゃ、こっちの仕事が一段落着いたところでお茶のセットでも持って押しかけます
芝村:休憩と言うよりもお化け屋敷という感じだ。
芝村:貴方は1番目の階段をおり始めた。
緋璃:初めてくる場所でしょうか?
足元を慎重に見ながら降ります
芝村:他の階段をいくと、階段が途切れることを教わっている。
一番下についたよ。
芝村:静かなところだ。何も見えない。
緋璃:下に部屋があったりするわけじゃなくて、下全体が執務室なんでしょうか?
芝村:さあ。自信はない。
芝村:貴方は塔の頂点=底にいる。
緋璃:ここ、他に人は居ないと考えていいですか?
(何て呼ぶか*2の問題で
芝村:当然ながら
緋璃:今日子とかが来れる可能性一応あるかなぁ、と
芝村:秘書官も立ち入り禁止だよ。ここに入るのは今日子くらいのものだ
うお。よくわかった。
が、今日は今日子の気配がない
緋璃:はい
ラファエロ、お茶しようー。どこ?」
芝村:周囲に青い光が舞っているのに気づいた。
緋璃:光はどこかへ向かってますか?*3
芝村:100mくらい先に小さなテーブルと椅子がある。
それが映されている。
緋璃:ではそっちに急ぎ足で向かいます
芝村:隣をラファエロが歩いている。
緋璃:あれ?(笑
芝村:貴方と同時に椅子に座った。
ラファエロ「どうした?」
緋璃:「え、お茶しにきた」
「たまには休憩もいいでしょ?」
といって、持ってきた茶器でお茶入れます
緋璃:最近の趣味で鳳凰単叢*4あたりを
ラファエロ「さすがにそれは分る。茶道具をもってやることが別なのはないだろう」
緋璃:「このお茶はちゃんとした道具使わないと美味しくないからねー」
ラファエロ「……」
芝村:ラファエロはお茶の香りを楽しんでいる。
緋璃:「執務中じゃお酒飲めないし、こういうのも悪くないでしょ」
緋璃:「あ、お酒で思い出した」
「すっかり遅れちゃったバレンタインと、昨日のお礼」
芝村:ラファエロは目をそらした。
緋璃:といって、(URL省略)*5を取り出します
緋璃:「……お酒飲んでたのー?(お酒のにおいするか、ラファエロに近づいて鼻をくんくんさせます)」
芝村:微妙に酒のにおいはする。
緋璃:「ま、ラファエロならお酒で判断力鈍ることはないだろうけど(苦笑」
ラファエロ「チョコでなくてよかった」
なんか本気そうな発言だった。
緋璃:「甘いの嫌いかなーとおもって。
 ココアとかコーヒー味のマフィンとか色々考えたけど、ストレートにお酒にしてみた」
ラファエロ「嫌いじゃないが避けてはいるな」
緋璃:「そっか」
ラファエロ「4年前ののチョコも消費しきれてはいない」
緋璃:「……もて過ぎです(苦笑」
ラファエロ「消費が少ないとも言う」
芝村:ラファエロは少しだけ優しく微笑んだ。
緋璃:微笑み返します
ラファエロ「茶を見る目はあるな」
緋璃:中国茶は好きな友人が多くてね。色々教わった」
ラファエロ「中国にいたが、こんな茶は飲んだことはなかったな」
緋璃:「へー、中国もいたことあったんだ。 広東省ってところのお茶らしいよ」
緋璃:鳳凰単叢って言う名前の結構有名なお茶なんだけど、その名の通り鳳凰山で作るんだって」
ラファエロ「3年くらいいたな」
緋璃:「どんなところだった?」
ラファエロ「昔、ボクサー(拳闘術)の技術をみにいったことがある。判らないことがあった」
「まあ、トイレにいったら、見物人がぞろぞろついてきたな」
緋璃:「? なんで?」
緋璃:「あ、向こうのトイレって仕切り板とかちゃんとないんだっけ?」
ラファエロ「珍しいからだろう。たしかに仕切りなんかはないな。長い樋があるだけだ」
ラファエロ「……こういうときに話す話題ではないな」
緋璃:「……確かに」
ラファエロ赤壁にいったこともある」
ラファエロ三国志と言う話の有名な戦いの場所だな」
緋璃:「うん、名前くらいは聞いたことある」
緋璃:「観光っぽいこともするんだね」
ラファエロ「中国だけが本当の外国と言うのが良く分る。観光客向けに、川の岸壁が赤くペンキで塗られていた」
緋璃:「……そんな赤くしなくても(苦笑」
ラファエロ「色彩感覚が違うんだろうな。そっちは観光ではなく、調べ物の仕事だった」
ラファエロ諸葛孔明という男が作った武器をな」
緋璃:(くつろぎながら耳傾けてます
緋璃:「どんな武器?」
ラファエロ「武器の名前は自分で推理しろ」
緋璃:「はーい」
ラファエロ「中国は大きく分けると二つだ。川を隔てて北部と南部に別れる」
ラファエロ赤壁の戦いは、北部と南部の争いと言って言い。北部は騎兵軍が中心で、南部は歩兵軍だ」
ラファエロ孔明は歩兵軍の国の男だった。魔術師でな」
ラファエロ「騎兵軍と戦う味方の援護をしようとした」
ラファエロ「200年代では世界的に騎兵軍が優勢だ。歩兵軍がまともに勝ったためしはない」
芝村:ラファエロは貴方を見ている
緋璃:ラファエロの方みて面白そうに話聞いてます
「うん、多少数の差があっても、騎兵の速度や高さを殺せないよね」
緋璃:「足場の悪いところを狙うか、それとも船の上ででも戦う?」
ラファエロ「魔術の根幹はその時代にないものを降ろすことだ」
ラファエロ「いいアイデアだが、無理だな」
ラファエロ「相手が機動力があるということは、相手が戦場を選べるということだ」
緋璃:「大河があるんだから、どうしても敵は渡ってくるんじゃないかなと思ったんだけど」
ラファエロ「足場の悪いところや船の上で人は生活できない。そこで待っている間に村や街が占拠されるな」
緋璃:「そう長くは待ち伏せできないか」
ラファエロ「そうだな。大軍の渡河作戦であれば、たしかにそうだ。赤壁はそれで北軍が負けた」
ラファエロ「大軍が渡河するための船の手配に時間がかかりすぎたんだな」
緋璃:「あー、そっか」
緋璃:「確かにそんなに大量に船あるわけないよね」
ラファエロ「機動力勝負すべき軍隊がそれをせずに負けただけの話だ。以降北軍は学習して、中規模部隊で渡河を目指す」
緋璃:「それに対抗したのが魔術?」
ラファエロ「そうだ。歩兵が騎兵と戦う武器を作った」
ラファエロ「ヒントは、どうせ機動力でかてないからと、はなから防御的な武器を作った。だな」
緋璃:「弩とか持ち運びがつらい分火力が強い武器?」
ラファエロ「槍だ」
緋璃:「え、当時まだなかったんだ」
ラファエロ「そうだな」
緋璃:「槍ってむしろ騎兵の武器ってイメージが強かったけど歩兵のための武器だったんだね」
「確かにリーチは伸ばせるか」
ラファエロ「当時は切る武器ばかりだった」
緋璃:「狩猟とかには投げ槍も使っていたような気がするけど、武器にはなってなかったんだね」
ラファエロ「投槍を使うのはギリシアだな」
ラファエロ「ま、ローマ軍も槍をつかっていたから、恐らくは技術導入だな」
「全ての魔術には種がある」
緋璃:「種がないのは魔法だけ?」
芝村:ラファエロは笑った。
ラファエロ「そうだな。孔明が不美人で有名な奥さんを愛したのは、魔法だ」

/*/



評価変動
+1 +1


累計評価値:

 ハードボイルドペンギン +6 +6

 滋賀小助 +2 +2

 是空とおる +1 +1



感想戦(抜粋)*
緋璃:評価変動と秘宝館の枠を教えてください
芝村:+1+1
秘宝館には1・1だ
(中略)
緋璃:あ、あと1つだけ。ラファエロってことは人間姿だったんでしょうか?
芝村:ええ。
緋璃:今度は何国人ですか?
緋璃:宰相府に居たから西でしょうか
芝村:いや、はてないだね
緋璃:はーい
芝村:ははは。
芝村:にしても、なんと雰囲気のない会話だろう。
緋璃:キーホルダーねだるの失敗しましたっ
芝村:トイレの話が出たときはえー。とか思いました。
緋璃:つい話のっちゃいましたよっ
芝村:あー。そういえばペンギンわたし損ねてる
まあいいか。次回でも
緋璃:次……いつだろう(悩
緋璃:ま、適当に今度おねだりします(笑

*1:12月末に行われた秘書官救出ゲーム(非公開)の時のこと

*2:ペンギンのことは、二人きりの時のみラファエロと呼ぶ。前回のゲーム参照

*3:昨日のゲームで死者が転生するときにも青い光が出ていたので、このあたりは内心ちょっと焦ってます

*4:わりと有名な青茶=ウーロン茶の一つ。フルーティーな香りがする

*5:ゲーム中は画像提出したが、版権に配慮して一応割愛。バカルディ・ゴールドというラム酒の写真を出した